核融合
原子力発電などはウランやプルトニウムなど重い原子の核分裂させエネルギーを得るが、水素やヘリウムなど軽い原子を融合させてエネルギーを発生させる。希少な放射性物質を使わずに地球上に広く存在する物質を利用するので資源のリスク、融合をストップさせれば安全に止めれるというメリットがある。
技術的など課題はまだ多いが、欧米ではスタートアップ企業を含めて開発が進んでいる。
カナダのジェネラルフュージョンは英国原子力公社(UKAEA)とプラント建設に合意。25年に商用化を目指す。
日本では、
京都大のスタートアップ京都フュージョアリングは熱を取り出し電力を生む商品に特化。
ヘルカリフュージョンはヘルカリ型と呼ばれる核融合炉の商用化を目指す。
EX-Fusion(エクスフュージョン)はレーザー核融合の開発をし半導体も視野に入れ活動している。
特殊金属の大和合金も核融合発電に関わる。